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学問のすすめ。

刑事裁判の裁判官

2008年04月22日

いろいろな裁判官を見てきましたが、基本的に保守的です。

 

 「従前の考え方がこうだから…」
 「今までこのように考えられてきたから…」

 

裁判官個人の考えはないのですか?

 

特に刑事事件の裁判官は、その傾向が強いように思えます。

 

起訴された刑事事件の有罪率が99.9%というのもそれを物語っていると思います。

 

また,よく言われることですが、刑罰は
 実刑なら、求刑の7掛け
 執行猶予付きなら求刑どおり

 

そもそも求刑は、検事が求める刑罰に関する意見にすぎません。裁判所は、求刑に何ら拘束されないはずなのです。
 でも、裁判官は,「検事の言うことはほぼ間違いない。」
という考えが根付いているのです。

 

これとほぼ同じですが,裁判官は
「一般人は嘘つきだけど,公務員はウソをつかない。」
という考えももっているようです。

 

このような裁判官と素人の方が、一緒に審理をする裁判員制度が来年5月から始まります。各地の裁判所で模擬裁判が行われ,テレビでも報道されています。それを見ると,どうも,裁判官が裁判員に対して,従来の裁判官の考え方(今までこうだから,という考え方)を説明し,半ば押しつけているように見受けられます。それでは,裁判員制度の意味が全くなくなってしまう気がしますが…。